グループホーム耀(かがやき)です

 こんにちは。はじめまして。グループホーム耀の紹介をさせて頂きます。
グループホーム耀は、認知症対応型共同生活介護として平成15年1月15日にオープン、今年で15
年目を迎えます。共同の住まいとして、個室で構成され、ご利用者の日常生活を個性に合わせて
職員が支援をさせて頂いています。食事や掃除などの生活リハビリ、施設内リビングでの共同生
活を通して、ご自分の存在意識を持っていただき、認知症状の進行の緩和を目指しています。年
間行事の他、日々の暮らしと同じように買い物や散歩、ドライブなどを楽しんだり、春と秋に行
う防災訓練は、ご利用者全員が参加され、職員の誘導のもと、タオルを口にしっかりと当てて避
難し、また、水の消火器を使用しての消火訓練は頼もしいと思えるほどです。そして、地区自治
会にも加入し、お祭りやイベントには積極的に参加するなど地域の理解と融和に取り組んでいま
す。節分の時は、地元の子供たちにお菓子のプレゼントを、お祭りの時は、会所に手作りのしそ
巻きやきゅうりの漬物を差し入れ、とくにしそ巻きは美味しいと大好評でした。また、地域活動
の側溝掃除・草刈りなどにもご利用者と職員が一緒に参加しています。
 この様に、さまざまなグループホーム耀での様子を伝える為、ご家族に月に一回、写真と担当
者のコメントなどを添えて〔耀だより〕として発行しています。今月で154号となりました。遠
方の為にご面会に来られないご家族には、「生活の様子がとても良く伝わる…」と喜ばれていま
す。
 これからも、その人らしく耀いた生活でありますよう、職員全員で頑張ってまいります。


【お問い合わせ】浜松市永島 グループホーム耀(かがやき)
       〒434-0013 静岡県浜松市浜北区永島675-1
       TEL/FAX 053-585-5452 担当 :馬渕英一


 
   
 メディカル プロファイリング  

 
ねこ背の原因は”胸の筋肉”にあった!? ねこ背を改善しよう!
 人間の背骨は、本来、ゆるやかなS字を描いていますが、普段から背中が曲がって
 頭が前に出ている方もいらっしゃいます。こうした状態は、「ねこ背」と呼ばれます。
 こね背というと、高齢者がなるイメージがあります。ところが現在、日本人の7割も
 も人が、ねこ背になっていると言われています。

   
   
◆ ねこ背とIT機器
 ねこ背の原因には、背骨の病気以外に、胸の筋肉(大胸筋)の柔軟性が大きく関係しています。
胸の筋肉の柔軟性は、座っているときの姿勢によって失われることがあります。
 近年、特に指摘されるのは、パソコンやスマートフォンといったIT機器を使用しているときの
姿勢です。みなさんも知らず知らずのうちに、背を丸め、画面をのぞき込むような姿勢でIT機器
を操作・作業していませんか?
 こうした姿勢を長時間・長期間に渡って取り続けていると、胸の筋肉から柔軟性が失われて縮
こまり、ねこ背になりやすくなります。

◆ ねこ背がもたらす病気
 ねこ背というと、見た目の変化に注意がいきがちです。しかし、ねこ背は見た目だけでなく、
さまざまな身体的トラブルの原因となっていることに注意する必要があります。
 例えば、肩こり――。
 ねこ背になると頭が前に突き出た状態になります。頭が前に突き出ると、背骨による支えが減
るため、肩・背中の筋肉への負担が増えます。みなさんも座った状態で、背中を丸めて頭を前に
出したときと、背中と頭を真っ直ぐにしたときとで、肩や背中にかかる負担を比較してみてくだ
さい。肩こり以外にも、呼吸器や内臓の機能低下による疾患、腰痛、へルニア、関節痛――これ
らの思わぬ病気が、ねこ背による身体各部への圧迫で発症することがあります。

◆ ねこ背を改善する(普段の姿勢)
 ねこ背を改善するために、姿勢を正しく保つように意識することは大切です。しかし、ただ意
識しているだけだと気づかないうちに、姿勢が元に戻ってしまっていることがあります。
 もっとも良い方法は、無意識のうちに正しい姿勢を取っているように生活環境を工夫すること
です。それには、ご自身の身体(正しい姿勢)に合うように、椅子や机の高さを調整しておく必
要があります。まずは、椅子に深く腰掛けた状態で足の裏を床に付け、太腿と床が平行(膝とお
尻が直線)になるように、椅子の高さをセットしましょう。机の高さは、手を乗せたとき肘の角
度がおよそ90度になるようにしてください。

◆ ねこ背を改善する(ストレッチ)
 ねこ背の改善には、ストレッチも有効な手段です。前述した通り、ねこ背の原因は胸の筋肉
(大胸筋)の柔軟性が失われることなので、背中の骨(肩甲骨)を寄せたり開いたりする運動を
1日の合計が20~30回になるよう繰り返し、大胸筋を伸ばすようにしましょう。
 ここで注意したいのは、腰を反らす運動は、ねこ背の改善にはあまり役立たないという点です。
腰への無理な運動は、腰痛の原因にもなるので気をつけましょう。
 さらに、ねこ背の原因が、背骨が異常に曲がる病気(後弯症など)である場合もあります。こ
うしたケースでは、ストレッチが逆効果になることも考えられます。肩や腰、背中に痛みがある
方は、整形外科を受診してください。


生活ホットニュース ●●光トボグラフィー検査●●


 気分の落ち込みや、(気分の落ち込みからくる)身体の不調を引き起こす病気の代表はうつ病
ですが、それ以外の病気が原因となっている可能性も考えられます。
 例えば、うつ病と双極性障害(躁うつ病)では、とてもよく似た症状が見られます。ここで問
題となるのは、この二つの病気の治療には、まったく違う治療法や治療薬が使われるという点で
す。うつ状態を改善していくには、病気の特定が大きな鍵となります。かつては、どの病気がう
つ状態に関係しているのかを見分けるには、問診しか方法がありませんでした。
 しかし現在では、問診を補助するために、「光トポグラフィー検査」という方法が普及してき
ています。光トポグラフィー検査は、専用の機器を頭に被り、脳の前頭葉に(人体には無害な)
近赤外線を当てながら簡単な質問に答えることで脳の血流量の変化を記録していく検査法です。
 うつ病と双極性障害と統合失調症では、脳の血流量の変化に異なるパターンが見られます。光
トポグラフィー検査は、病気のこうした特徴を利用しています。

 光トポグラフィー検査は当初、先進医療として厚生労働省に承認され、自由診療で行なわれて

いましたが、現在では保険診療で受けられるようになっています。

   
 健康情報誌「こんにちわ」平成30年2月号より(資料提供:メディカル・ライフ教育出版)