はじめまして「介護老人保健施設あらたま」です

 暦の上ではそろそろ残暑の時期ですが、まだまだ暑い日は続きそうです。暑さに負けず元気に
過ごしたいものですね。
 はじめまして、「介護老人保健施設あらたま」です。私どもの施設は、浜松市浜北区宮口のの
どかな風景の中にあります。昨年の10月より大善福祉会の一員となり、法人の一員としてはまだ
1年未満の新参者ですが、施設自体は10年以上の歴史があり、長らく地域の皆様に支えていただ
いております。

<<介護老人保健施設ってどんなところ?>>
 介護老人保健施設は、通称「老健(ろうけん)」と略されることの多い施設です。
介護を必要とする高齢者の自立を支援し、家庭への復帰を目指すために、医師による医学的管理
の下、看護・介護といったケアはもとより、リハビリテーションや栄養管理・食事・入浴などの
日常生活まで併せて提供できる施設です。利用者一人ひとりの状態や目標に合わせたケアサービ
スを各専門スタッフが行い、夜間でも安心できる体制を整えています。

<<どんな人が利用できるの?>>
 介護老人保健施設(入所サービス)をご利用いただけるのは、介護保険法による被保険者で要
介護1~5の判定を受け、病状が安定し入院治療の必要がなく、リハビリテーションを必要とさ
れる方です。

<<利用料金は?>>
 料金は要介護度やお部屋のタイプ(個室・4人部屋)や世帯の収入等によっても変わります。
相談員へお気軽にご相談ください。

<<どんな職種の人が働いているの?>>
 老健は「医師が在籍している」という特徴があります。当施設の施設長でもある山崎昇医師は
浜松医科大学附属病院の学長まで務められた実績を持ち、心臓血管研究国際アカデミー特別功労
賞も受賞しています。その山崎医師が定期的な回診と必要時は適宜診察を行います。また、看護
師が24時間勤務していることも特徴です。その他、理学療法士・作業療法士等のリハビリ専門職
による個別リハビリテーションの実施、介護福祉土・介護士による生活全般の介護、管理栄養士
による食事の管理といったサービスが受けられます。又、介護支援専門員・相談員が各種ご相談
に応じます。それぞれの専門職がチームとなってご利用者様の生活を手助けします。

<<お気軽にご相談ください>>
 介護老人保健施設あらたまでは、施設の見学や入所のご相談など随時対応いたします。
お気軽にご相談いただければと思います。

 【お問い合わせ先】
 介護老人保健施設あらたま
 浜松市浜北区宮口3152番地
 電話:053-582-3211
 担当:鈴木卓巨

              
   
 
 
   
 メディカル プロファイリング  

 動脈硬化が原因で心臓の弁に異常が!
  大動脈弁狭窄症(だいどうみゃくべんきょうさくしょう)

 大動脈弁狭窄症――この病名には馴染がないかもしれませんが、「心不全を起こす
 病気のひとつ」といえば、その深刻さがおわかりいただけると思います。
 しかし医療の発展により、大動脈弁狭窄症は治すことが可能ともなってきています。

   
   
◆ 大動脈弁狭窄症とは
 心不全は、心臓に機能低下が起こっている状態です。血液を身体に十分に送り出すことができ
ないため、身体に様々な影響がでるだけでなく、死に至ることもケースも多くあります。統計に
よると、日本では毎年7万人が心不全で亡くなっています。
 心不全のなかで、心臓の弁に異常が起こる病気が「心臓弁膜症」です。心臓の弁は心臓の動き
に合わせて開閉することで、送り出した血液が心臓に逆流することを防ぎます。この心臓の弁が
硬くなって動きが悪くなり、開きが小さくなる――このひとつが「大動脈弁狭窄症です。

◆ 大動脈弁狭窄症の原因と症状
 大動脈弁狭窄症の原因とされているのは、加齢による動脈硬化です。このため、高齢化社会が
進むにつれて、大動脈弁狭窄症の患者数は増加しています。日本国内の潜在患者数は、推定で
100万人に達するという意見もあります。
 大動脈弁狭窄症の初期は、自覚症状に乏しいという特徴があります。病気の進行はゆっくりで、
病気が進むにつれて胸の痛みや息苦しさ、手足のむくみ、失神といった症状が起こります。
しかし、自覚症状を感じた時点では、病気がかなり悪化しているケースが多くあり、突然死の原
因にもなっています。

◆ 大動脈弁狭窄症の治療(弁置換術)
 大動脈弁狭窄症の発見に大きな力を発揮するのが、心臓超音波検査(心エコー検査)です。
検査で重症化した大動脈弁狭窄症が見つかった場合、障害を受けた心臓の弁は自然治癒すること
がないので、心臓の弁を取り換える手術(弁置換術)が行なわれます。
 比較的若い年齢での弁置換術では、特殊なカーボンで作られた「機械弁」と呼ばれるものを心
臓に植え込み、弁の代わりとします。
 一方、患者が65歳以上の場合は、牛の心膜や豚の心臓弁を人間に合わせて処理して作った「生
体弁」がおもに植え込まれます。80歳以上の場合には、経カテーテル大動脈弁置換術が行なわれ
るようになってきています。

◆ 大動脈弁狭窄症(発見と治療)
 大動脈弁狭窄症は、弁置換術の発達により、決して治らない病気ではなくなりました。とはい
えそのためには、できるだけ早期に発見することが必要となります。
 また、弁置換術を受けたことのある人がまだ少ない、という問題点も指摘されています。大動
脈弁狭窄症の潜在的な患者のうち、多くの人が治療を受けることなく、突然死を迎えているとい
う現実があります。
 こうしたことを防ぐためは、心不全や大動脈弁狭窄症について知り、症状が起こるまえに定期
的に心臓の検査を受けて、病気を発見することが重要になります。



 生活ホットニュース ●● 改正健康増進法 ●●

 2020年4月の全面施行の前に、今年7月から、改正健康増進法の一部が施行されました。7月
からは、すべての病院・学校・児童福祉施設・行政機関の施設の屋内は、完全な禁煙となりまし
た。また、屋外であってもこれらの施設の敷地内においては、受動喫煙を防止する措置が取られ
ている特定の場所以外は禁煙となります。
 健康増進法は、「健康寿命の延伸・生活の質の向上を実現するため、健康づくりや疾病予防を
積極的に推進する」ことを目的に定められた法律で、改正健康増進法ではとくに「受動喫煙」の
問題に焦点が当てられています。
 受動喫煙による健康被害は深刻で、その死亡リスクは高血圧や糖尿病に匹敵することがわかり
ました。受動喫煙は、喫煙しない人や子どもにも被害が及ぶため、対策や法整備が急がれていま
した。改正健康増進法では、法律に則った対策を怠った施設の管理者や、禁止場所で喫煙した人
への罰則も定められています。これまで多くの場合において努力義務に留まっていた受動喫煙対
策とは、根本的に大きく変わったといえるでしょう。
 喫煙される方のなかには改正健康増進法の施行で、「肩身が狭い」「不便」と感じる方もいま
すが、これを機に禁煙について考えてみることも大切です。


   
 健康情報誌「こんにちわ」令和元年8月号より(資料提供:メディカル・ライフ教育出版)