短期入所生活介護 多喜の園ステイハウス中瀬

 こんにちは。短期入所生活介護多喜の園ステイハウス中瀬です。まだまだ肌寒い日々が続きま
すが、皆様いかがお過ごしですか。
 ステイハウス中瀬は単独のショートステイとして平成26年4月1日に開設し次の4月1日で
8年目を迎えます。定員は24名でお部屋は多床室型の全室2人部屋ですが、間仕切りがあり個
室風の部屋でゆったり過ごしていただけ、要介護(要支援)状態でも、その利用者様が可能な限
りその居室において、その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、入浴
・排泄・食事等の介護をさせていただき、利用者様の心身の機能の維持並びに利用者様の家族の
身体的及び精神的負担の軽減を図ることを目的とさせていただいております。
 今後も皆様のご理解ご協力の程宜しくお願いいたします。

 ご利用中の様子としましては、主に午前中に入浴介助、午後にレクリエーションをさせていた
だいております。
 皆様でわいわい過ごしていただくことを目標にし、他にも毎月おやつ作りや季節の行事の開催
等様々な催しを計画しております。
 施設への相談も受け付けておりますので、お気軽にお問い合わせ下さい。

 4月に介護保険の改正があります。ご利用中の介護サービスにおきまして、単位数や食費等、
ご利用料金が変更となる可能性があります。各サービスにより変更内容は異なりますので、サー
ビス事業所若しくはケアマネージャーにご確認下さい。


 ●お問合せ先
 短期入所生活介護 多喜の園ステイハウス中瀬
 浜松市浜北区西中瀬二丁目18番3号
 T E L (053)588-0825
 担当:内山正晴

            
   
 
 
   
 メディカル プロファイリング  

 放射性薬剤を投与して、特殊なカメラで画像化する
   PET検査

 PET検査は、放射線を含む薬剤を用いて、特殊なカメラで身体の内部を撮影して行なう
 検査方法です。
 おもにがんの検査で使用され、良性か悪性の区別、進行や転移の状況、治療効果の判定、
 再発していないかといった、さまざまなことが調べられます。

   
   
◆ PET検査の仕組み
 
PET検査では、目的によって数種類の放射性薬剤が使用されますが、そのなかでも一番使わ
れているのが、「18F-FDG」という薬剤です。
 「18F-FDG」は、ブドウ糖に似た物質によって作られています。がん細胞は、新陳代謝を
するために多量のブドウ糖を必要とします。このため体内を撮影した画像で、「18F-FDG」
がたくさん集まっている部位には、がんが発生している可能性が高くなります。

◆ PET検査の流れ
 PET検査を受ける前は、4~6時間程度、食事を摂ることができません。また、ジュースや
スポーツドリンクなど、糖分を含む飲み物も摂取できません。その理由は糖分を摂取すると、ブ
ドウ糖の代謝状態を正確に捉えるPET検査の障害となるからです。
 「18F-FDG」を注射したあとは、1時間から2時間、安静にします。身体を動かすと、筋
肉がブドウ糖を必要とするため、「18F-FDG」が筋肉に集まってしまうケースがあるからで
す。そのあとは、PET装置のベッドに横になって撮影するだけです。たいていは、30~40分で
終了します。

◆ PET検査の身体への影響
 「18F-FDG」には放射線が含まれているので身体への影響を気にされる方がいらっしゃる
かもしれません。 しかし、「18F-FDG」でいえば、胸部や腹部のCT検査より、被ばく量
はずっと少なくなっています。健康には、一切、問題が生じないレベルです。

◆ PET検査と保険適用
 「18F-FDG」を使用したPET検査は、(早期の胃がんを除く)すべてのがんの診断で、
健康保険の適用対象となっています。ただ、健康保険の適用を受けるには、さまざまな条件が定
められています。医師とよく相談することが大切です。

◆ PET/CT検査
 PET検査は、とても優れた検査方法ですが、臓器によっては、その他の検査法が選ばれるこ
とあります。
 例えば、早期の胃がんはPET検査では発見が困難なので、内視鏡検査が行なわれます。
また、CT検査やその他の検査と並行して、PET検査が行われるケースも多くあります。とく
に、PET検査とCT検査が一度にできる装置で行なう検査は、PET/CT検査と呼ばれてい
ます。



生活ホットニュース ◆◆ 新型コロナと心の悩み ◆◆


 新型コロナウイルスの感染拡大が日本でも始まってから、一年以上が経過しました。現在、新
型コロナに関連して、生活や仕事上のさまざまな悩みを心に抱えている方が多数いらっしゃいま
す。こうした方は、チャットやSNS(ライン、ツイッター、フェイスブック)を使った相談窓
口を利用してみてはいかがでしょうか。
 ご紹介するサイトは、それぞれNPO法人が運営の主体ですが、厚生労働省のホームページや
リーフレットでも紹介されているので、安心して相談ができます。
 なお、新型コロナウイルス感染症に関する心の悩み以外の「一般的な相談」は、各都道府県等
が設置している相談窓口に電話してください。また、ウイルスに感染したのではないかといった
相談は、各都道府県が開設している帰国者・接触者相談センターが相談窓口になっています。

『新型コロナウイルス感染症関連SNS心の相談』
 受付時間:月・火・木・金・日17時~22時30分(22時まで受付)
        水11時~16時30分(16時まで受付)
 https://lifelinksns.net

『こころのほっとチャット【新型コロナ関連】』
 受付時間:12時~16時(15時まで受付)
 https://www.tsunasou.jp/entrance/kokorohotchat2

 
   
 健康情報誌「こんにちわ」令和3年3月号より(資料提供:メディカル・ライフ教育出版)