こんにちは、デイサーピスなゆた浜北です。

 さわやかな秋晴れの続く今日この頃ですが、コロナは依然として厳しい状況であり、感染予防
対策も、今や生活の一部となりました。そのような中、デイサービスなゆた浜北では、ご利用様、
ご家族様の協力により通常通りのサービス提供を継続することができております。
 今回はデイサービスなゆた浜北での活動をご紹介いたします。
 レクリエーションでは、みなさまが作る事が出来る季節のおやつ作りや、脳トレーニング等を
行っております。脳トレーニングでは「計算」「間違い探し」「点つなぎ」等、数多くご用意し
ており「今日は何がある?」とみなさま楽しみにされています。
 手芸では、手の込んだ作品つくりを提供させていただき、出来上がるまで楽しみながら制作活
動に取り組まれております。
 運動では、朝のラジオ体操から始まり、ロコモーショントレーニング、夕方には歌体操を行い
活動的に過ごせるよう、1日を通して少しずつ運動を取り入れております。
 また、リラクゼーション効果を目的に、ご希望の方には作業の合間にちょっとした息抜きが出
来るよう、フットバスや加圧マッサージをご提供し大変ご好評いただいております。その他、ご
好評いただいているイベントとして、7のつく日におやつバイキングを実施しています。
 感染予防対策のため少人数ではありますが、みなさま積極的に他者と交流され笑顔がたくさん
見られる明るいデイサービスです。コロナ禍で多くの制限の中ご利用者様、ご家族様、みなさま
にはご不便をお掛け致しますが、引き続き職員一同感染予防対策に努め、安心してご利用いただ
ける環境を整えて参りますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。

 ●お問合せ先●

 デイサービスなゆた浜北
   浜松市浜北区貴布祢3000なゆた浜北2F
   TEL(053)584-3304
   管理者 川村 明美
 
            
   
 
 
   
 メディカル プロファイリング  
 今シーズンもしっかりとした感染対策を!
   インフルエンザ
 
 インフルエンザは例年、冬から春先に流行します。日本国内での感染者は、推定で
 約1000万人とされ、死亡者数も(インフルエンザが関係していると考えられる人を含め
 て)約1万人とされています。
 インフルエンザの流行期を迎えるにあたって、どのような感染対策が必要でしょうか?。
 

  
◆ インフルエンザの流行―――昨シーズン
 
 2020-21年は、インフルエンザの流行に関して特筆すべきシーズンとなりました。理由は
 まだ、はっきりとはしていませが、インフルエンザの流行がほとんど見られなかったのです。
 昨年以来、新型コロナウイルスの感染拡大によって、「飛沫感染」や「接触感染」という言葉
 が一般的になりました。インフルエンザウイルスの構造は新型コロナウイルスと似ていて、ウ
 イルスの感染は飛沫と接触によって起こります。
  こうしたことから専門家の意見としてもっとも有力視されているのが、新型コロナに対する
 感染対策(マスクの着用・手洗いの励行・三密を避ける)が、結果的にインフルエンザの感染
 対策にも繋がったのではないかというものです。
  さらに昨年は、インフルエンザと新型コロナの二重感染を避けるため、インフルエンザワク
 チンの接種率があがったことも、よい結果を及ぼしたと考えられています。

◆ 今シーズンのインフルエンザの流行は?
  2021-22シーズンのインフルエンザの流行はどうなるでしょうか?現状では確定的なこと
 はわかりませんが、いくつか気がかりなことがあります。
  その一つは、新型コロナの感染者減少にともない、行動制限が緩和されたことです。このこ
 とはとても喜ばしいことですが、その一方で、昨年よりも感染対策が疎かになってしまう恐れ
 があります。
  もう一つは、昨年は見られなかった「RSウイルス感染症」の流行が今年はあったことです。
 この感染症は子どもに多い病気です。昨年はコロナによって子ども同士の接触機会が減り、
 RSウイルスに対する免役を持つ子どもが減少してしまったのではないか?それが逆に、今年の
 流行を引き起こしたのではないか? と専門家は指摘しています。
 「免疫を持つ人の減少による感染症の流行」―――こうしたことは、インフルエンザでも起こ
 る恐れがあります。

◆ 今シーズンもインフルエンザ対策を
  インフルエンザに対する備えとしては、まずはワクチン接種があげられます。インフルエン
 ザワクチンの免疫効果は約半年。とくにインフルエンザの重症化リスクが高い65歳以上の方や
 持病のある方、妊婦の方や乳幼児は、ワクチン接種を検討してください。
  インフルエンザに罹ってしまった場合―――発熱や頭痛、関節痛、筋肉痛、のどの痛み、
 せき、鼻水といったインフルエンザの症状は、新型コロナの症状と似ています。インフルエン
 ザの場合は特効薬が存在します。ただ、治療薬の効果が高いのは、発症から48時間以内です。
 症状がある場合は、早急にかかりつけ医に電話して相談してください。
 


生活ホットニュース ◆◆ 新型コロナ治療薬 ◆◆


  2021年10月現在、日本国内で使用されている主な新型コロナ治療薬には、次のようなもの
 があります。
 
【レムデシビル】エボラ出血熱の治療薬として開発されていた「抗ウイルス薬」。重症や中等
 症の患者に投与する。世界約50ヵ国で承認または使用許可を取得。
 
【デキサメタソン】重症感染症や間質性肺炎などの治療薬として承認されている「ステロイド
 薬」。人工呼吸器や酸素投与を必要とする患者の死亡率を低下させた。
 
【バリシチニブ】サイトカインストームと呼ばれる「過剰な免疫反応を抑える薬」。日本では、
 中等症から重症の患者を対象に、特例的に承認される。レムデシビルと併用して使用される。
 
「カシリビマブ&イムデビマブ」二種類の中和抗体を合わせて投与する「抗体カクテル療法で
 使用される薬」。中和抗体とは、病原体から細胞を防御するための抗体。重症化リスクのある
 軽症・中等症の患者に使用される。
  さらに現在、軽症患者用に服用が容易な治療薬の開発も急ピッチで進められ、今年度中には
 供給を開始したいとしているメーカーもあります。発症する前のワクチン接種と、発症しても
 軽症のうちに症状を改善できる治療薬。これらが揃うことで、新型コロナヘの対応は大きく変
 わっていく可能性があります。


 
   
 健康情報誌「こんにちわ」令和3年11月号より(資料提供:メディカル・ライフ教育出版)