こんにちは「グループホーム耀」です

 今回は、グループホーム耀を紹介させていただきたいと思います。
 当施設は、医療法人社団大法会が運営しているグループホーム(認知症対応型共同生活介護)で、
平成15年1月に開設された、認知症の方の共同の住まいとして個室で構成された小規模施設です。
 利用者様ひとりひとりの日常生活を、その個性に合わせてスタッフが支援させていただき、
利用者様ご本人の本来の生活力を回復していただく事を目的とし、日々の生活を送る施設です。

 遠江病院に程近い住宅街に開設されたこちらの施設の名称である「耀」、この言葉は、内なる
のがきらめくこと、活気にあふれる様を意味し、その願いを込めて命名されております。浜北区
永島に立地し、県道浜北袋井線(通称浜北大橋通り)から南に200mほど下った場所で、住宅地
内でありながら、周辺を田畑に囲まれた自然豊かで穏やかな環境です。

 当施設は、浜松市内に住所を置いている方を対象としております。医師からの診察により認知
症状をお持ちと診断されている、介護保険認定を受け要支援2の方、及び要介護1~5の方々に
ご利用頂く事ができます。

 見学は随時実施しておりますが、地域の感染状況が拡大している場合は対応できない事もござ
いますので、ご希望される場合は、一度お電話またはメールにてお申し付け頂きます様、宜しく
お願い致します。

 【お問い合わせ】
   
グループホーム耀
   浜松市浜北区長永島675-1
   TEL/FAX 053-585-5452
 E-mail;
 ghkagayaki@ab.auone-net.jp
        担当:馬渕英一
            
   
 
 
   
 メディカル プロファイリング  
 
   睡眠時無呼吸症候群(すいみんじむこきゅうしょうこうぐん)
 
 10秒間呼吸を止めてみると、それがいかに苦しいことかわかります。
 睡眠時無呼吸症候群では、こうした状態が寝ている間、1時間に5回以上起こっています。
 これは睡眠時無呼吸症候群の診断基準です。
 実際には、こうした状態が一晩に200~300回以上繰り返すケースも珍しくありません。

  
◆ なぜ寝ているときに呼吸が止まる?
 
睡眠時の無呼吸状態は、気道の入り口を舌が塞いでしまうことで起こります。とくに仰向けで
寝ると、舌の根元が喉のほうへ落ちやすくなります。
 しかし普通は、呼吸に影響を及ぼすほど舌が喉に落ちるということはありません。睡眠時無呼
吸症候群の患者には、肥満によって喉に脂肪が付きすぎているケースが多く見られます。このた
め、喉の気道が狭くなって、舌の落ち方によっては呼吸を阻害してしまいます。
 ただ、日本におけるこの病気の患者の25%は、肥満ではない人が占めています。これには、
下あごの小さい人が日本人には多いということが関係しています。あごの形状によっては、舌で
気道を塞ぎやすくなります。

◆ 大きないびきがサイン?
 ところで、ご家族のいびきが大きいと感じることはありませんか?
 気道が狭いと、より強い力で空気を吸い込む必要があります。このとき、鼻や喉が激しく振動
して大きないびきとなります。
 いびきが大きい方は、睡眠時無呼吸症候群になるリスクが高くなっています。ご家族のいびき
が気になる場合は、呼吸が止まることはないか観察してください。

◆ QOLと健康を守るために放置しない
 睡眠時に呼吸が止まると、脳は生命の危機を回避するために覚醒します。そして、呼吸を再開
するように身体に緊急信号を送ります。このため夜間の眠りが非常に浅くなり、日中に強い眠気
を感じるようになります。
 こうした状態は、生活の質(QOL)を低下させるだけではなく、なんらかの重大事故を引き
起こす原因になります。さらに睡眠時無呼吸症候群は、高血圧や糖尿病、脳梗塞、心筋梗塞の発
症・悪化リスクにもなっていて、身体の健康全体に大きな影響を及ぼしています。
 大きないびき、起きている間の強い眠気、こうした症状がある場合は、かかりつけの医師に相
談するか、睡眠外来や呼吸器内科、耳鼻咽喉科を受診するようにしましょう。

◆ 睡眠時無呼吸症候群の検査と治療
 睡眠時無呼吸症候群かどうかを調べるには、まず簡易検査を行ないます。簡易検査では、自宅
でも取り扱える検査機器を装着して、皮膚から血液中の酸素結合度を計測したり、いびき音から
呼吸の状態を調べます。
 簡易検査で睡眠時無呼吸症候群が疑われるときは、精密検査の必要があります。精密検査には
一晩の入院が必要になります。検査時に複数のセンサーを身体に取り付けますが、痛みや苦痛の
心配はありません。
 睡眠時無呼吸症候群の治療には器具や機器を使って呼吸を楽にする方法が行なわれます。なか
でも、睡眠時無呼吸症候群の治療として現在もっとも普及しているのが「CPAP(シーパップ)
療法」です。CPAP療法は、就寝時に専用のマスクを装着して、装置から送り出される空気を
吸入することで呼吸を楽にします。




生活ホットニュース ◆◆ 睡眠アプリ ◆◆

 スマートフォンとスマートウォッチを連携させることで、睡眠アプリは使うことができます。
 睡眠アプリでは「睡眠時間が記録されます。何時に寝て何時に起きたか。睡眠時にスマートウ
ォッチをして眠るだけで、こうした数値を、睡眠履歴として残すことができます。
 これによって、睡眠時間がしっかりとれているかが、ひと目で分かるようになります。睡眠ア
プリのなかには、「睡眠の質」を記録する商品もあります。
 例えばあるアプリでは、眠りの深さを、覚醒・レム・コア・深い、の4段階で表示し、各段階
の時間の長さや、睡眠全体に対する割合を表示します。
 ご自身の眠りが浅いと感じる方には、睡眠の状態を客観的に知る、きっかけとなるかもしれま
せん。
 また、「睡眠時の呼吸数」を記録することができる睡眠アプリもあります。睡眠時の呼吸数が
極端に多い場合は、身体になんらかのトラブルが起こっていることが考えられます。
 ただひとつ注意したいことは、睡眠アプリの記録(履歴)だけでは、睡眠障害や病気の判断は
できないことです。
 あくまでも睡眠アプリは、睡眠や健康の維持・管理に利用し、不安があるときは、必ず医療機
関を受診するようにしましょう。


   
 健康情報誌「こんにちわ」令和5年1月号より(資料提供:メディカル・ライフ教育出版)