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        | 第30回在宅ケア懇談会 ~認知症を学ぼう!
 安心して暮らせる共生のまちづくり~ のご案内
 
 新型コロナウイルス感染症拡大に伴い、3年間中断を余儀なくされていましたが、多くの皆様
 からのご要望にお応えし「在宅ヶア懇談会」再開の運びとなりました。今年も14年間継続して開
 催しております厚生労働省推進事業「認知症を知り地域をつくるキャンペーン」の一環として、
 認知症予防の第一人者である新井平伊先生のご講演と「認知症サポーター養成講座」を開催い
 たします。
 私たちの住む浜松が、認知症になっても安心して暮らせる共生のまちになることを目指してい
 ます。認知症サポーター養成講座により、全国に1460万人を超える認知症サポーターが誕生し
 ています(令和5年6月末現在)。
 在宅で介護をされておられる方々をはじめ、どなたでも受講いただけます。
 ご家族、ご友人をお誘いの上、ぜひこの機会に受講しください。
 
 ●日時:2023年11月18日(土)
 受付:12時30分~ 開始13時~ 講座:13時30分~17 時
 ●会場:なゆた・浜北 3Fなゆたホール
 ●定員:300名
 ●参加費:無料
 
 ●内容:第1部 認知症最新医療 13時30分~15時
 -「共生」は時代遅れ、在宅ケアも新たな展開を一
 講師:新井平伊先生-アルツハイマー研究の第一人者-
 (アルツクリニック東京院長、公益財団法人認知症予防財団会長順天堂大学名誉教授)
 座長:大城一(浜北RC・在宅ケア懇談会実行委員長)
 
 第2部 認知症サポーター養成講座 15時10分~16時40分
 一認知症の正しい理解と支援の輪一
 講師:奥山恵理子先生一認知症サポーター養成講師-
 (静岡県認知症ケア専門士会会長・パワー浜松RC)
 座長:大城一(浜北RC・在宅ケア懇談会実行委員長)
 
 
 
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        | 【連絡先/お問合せ先】 
 TEL : 053-588-4138 平日9:00~17:00
 「第30回在宅ケア懇談会実行委員会」
 事務局担当:北山、本間
 E-Mail kitayama@totomihp.com
 〒434-0012
 浜松市浜北区中瀬3832-1 遠江病院内
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        | メディカル プロファイリング |  | 
      
        | ストしスが引き起こす心臓の異常
 たこつぼ型心筋症(たこつぼがたしんきんしょう)
 
 たこつぼ型心筋症は、ストレスが原因となって起こる病気です。
 高齢世代の女性に多く、「誰かとの激しい口論」といったストレスさえも
 発症原因となる恐れがあります。
 
 
 
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        | ◆ 心臓の片側が「たこつぼ」の形に 心筋症は、心臓の動脈や弁の働きは正常なのに、心臓の筋肉(心筋)に異常が起こる病気です。
 たこつぼ型心筋症のほとんどは、血液を送り出す役割をする心臓の「左心室」で起こります。
 左心室は、心筋を収縮することで血液を送り出します。
 しかし、たこつぼ型心筋症を発症すると、左心室の下側(心尖部)の心筋の収縮が阻害された状
 態になります。その一方、左心室の上側(心基部)の心筋は過剰に収縮します。これによって、
 心臓の働きが著しく低下します。このときの左心室の形がたこつぼに似ていることから、この病
 名がつけられました。
 
 
          
            ◆ ストレスが原因で起こる病気
              |  | ◆ 急性心筋梗塞と似た症状が起こる ラたこつぼ型心筋症を発症すると、突然胸の痛みや圧迫感、動悸、息苦しさ、吐き気を感じます。また、前触れもなく失神してしまうケースもあります。
 これらの症状は、急性の心筋梗塞(心臓の動脈が詰まって起こる)と似ています。急性心筋梗塞では、一刻も早く救急車を呼んで専門の医療機関に搬送することが必要です。たこつぼ型心筋症と急性心筋梗塞は症状だけでは区別がつかないので、同様の対処をするようにしましょう。
 |  たこつぼ型心筋症が起こる原因は、精神的、身体的なストレスとされています。精神的なスト
 レスには、身内の不幸や離婚、地震や水害の被災といったことのほかに、激しい口論もあげられ
 ています。これらは、誰もが身近な問題として抱えているリスクと言えるでしょう。
 一方、身体的なストレスとしては、感染症や呼吸器疾患、脳や腎臓の疾患。また、手術後のス
 トレスも含まれています。これらのリスクのある方は、注意が必要です。
 たこつぼ型心筋症は、女性の患者が男性より多くなっています。女性は高齢の患者が多いのに
 対して、男性は若い世代にも見られること。女性は精神的なストレスが原因となっているのに対
 して、男性は身体的なストレスによる患者が多いといった点があります。
 また、カテコラミンという交感神経興奮物質の過剰放出と、心筋の異常反応が関係しているこ
 ともわかっています。
 
 ◆ 自然治癒が見込めるが軽視は禁物
 たこつぼ型心筋症には、特別な治療法はありません。この病気を治すには、安静にして、スト
 レスを取り除くことが大切になります。
 通常、心筋の収縮異常は1~2週間程度、長くても数か月で回復します。このため多くの場合、
 1週間程度入院して経過を観察しながら自然に治るのを待ちます。
 たこつぼ型心筋症は、これまで比較的予後の良い病気と考えられてきました。しかし近年では、
 合併症や基礎疾患と関連した死亡が多く報告されています。
 
 
  
 生活ホットニュース ◆◆ インフルエンザ ◆◆
 
 インフルエンザの流行が、3年ぶりに起こっています。これまでの流行との違いとしては、
 例年より早い時期(9月)から患者数が増加していることや、新型コロナとの同時流行があげら
 れます。その原因としては、インフルエンザウイルスに対する免疫力の低下。感染症対策の緩み
 などが考えられています。
 空気が乾燥する11月から3月は、例年、季節性インフルエンザの流行期にあたります。ワク
 チンの接種を含め、65歳以上の方や基礎疾患のある方は、十分な対策を取る必要があります。
 インフルエンザの症状は、せき、のどの痛み、発熱、頭痛、筋肉痛、関節痛、倦怠感などで、
 かぜや新型コロナと似ています。
 ただインフルエンザの場合は大きな違いがあって、それは特効薬が存在することです。
 この特効薬は、発症後48時間以内に服用することが効果的となっています。
 48時間以内というのは、インフルエンザウイルスは48~72時間で最大限に増殖するという性
 質があるためです。そのまえに増殖を抑えて、症状をできるだけ軽く、すみやかに回復させる
 ことを目的としています。
 インフルエンザと、かぜ、新型コロナを症状だけで判断することは困難です。かぜのような
 症状があるときは、早目にかかりつけ医か医療機関に電話して、相談するようにしましょう。
 
 
 
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        | 健康情報誌「こんにちわ」令和5年11月号より(資料提供:メディカル・ライフ教育出版) | 
      
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